神戸市北区|就学前健診で「要受診」と言われたら治療が必要?

【患者様向け】

就学前健診(就学時健康診断)は、小学校入学前にお子さまの健康状態を確認する大切な機会です。その中で“要受診”と指摘されると、「虫歯?歯並び?本当に治療が必要なの?」と戸惑う保護者の方も少なくありません。お子さまが健康な歯で小学校生活を迎えられるよう、地域の小児歯科・予防歯科であるきずな歯科がサポートいたします。

この記事で分かること
  • 就学前健診での歯科検診の意味
  • 「要受診」と言われたときの対応
  • 治療が必要なケースの見分け方

就学前健診(就学時健康診断)とは?

神戸市北区をはじめ全国の自治体で、小学校入学を控えたお子さまの健康状態を総合的に確認するために実施されている健康診断で、心身の発達や健康状態を確認する大切な機会です。歯科検診では「虫歯」「歯並び」「噛み合わせ」「口腔清掃」などをチェックします。学校生活に支障をきたす可能性があるお口の健康課題を早期に発見・対応することが目的です。たとえば、虫歯が進行していたり歯並びに大きなズレがある場合には「要受診」とされ、お近くの歯科医院で更なる精査・治療を行うよう案内が出されます。神戸市北区では毎年秋頃(10〜11月)に実施され、学校や自治体から案内が届きます。

「要受診」と「経過観察」はどう違う?

健診の結果で「要受診」と記されている場合、それは「このまま放置してはいけません。歯科での診察・治療が望ましい状態です」という意味です。これに対して「経過観察」と書かれている場合は、今すぐ大きな治療が必要という段階ではなく、様子を見ながら定期的にチェックすることが適している状態を示します。

要受診」と記されたら、なるべく早く小児歯科・予防歯科を専門とする医院に相談することが安心につながります。

神戸市北区の就学前健診での流れと時期

神戸市北区では、市内の各小学校(鹿の子台小学校など)で10月〜11月頃に健診が行われます。歯科検診では学校医が短時間で多数を確認するため、要受診となった場合は必ず歯科医院で再チェックしましょう。

「要受診」と指摘される主な理由

  • 虫歯・進行中のむし歯が発見された状態(早期段階でもチェックされることがあります)
  • 歯並び・かみ合わせに明らかなズレや将来的な矯正の可能性が示唆される状況
  • 歯肉の腫れ・出血・歯垢の付着が多く、歯周(歯ぐき)からの問題が懸念されるケース
  • 乳歯と永久歯の切り替えが進む中で、生えてくる永久歯のスペースが狭くなる可能性があると判断される場合

これらの指摘は「すぐに治療が必要」というわけではありませんが、歯科医院で状態を詳しく診てもらい、必要であれば早めに対応することで、お子さまの将来の口腔健康を守ることにつながります。

虫歯・初期むし歯の見つかりやすいポイント

就学前健診の「歯科」欄で「要受診」と診断される理由として、もっとも多いのが虫歯です。特に、子どもが「痛くない」と言っていても、歯の隣接部や奥歯の溝にむし歯が進んでいるケースがあります。約23.9%の児童が学校歯科検診で「要受診」とされ、そのなかでも小学校では57%あまりが実際に歯科受診をしています。たとえば、歯の表面が白く濁っていたり、「C」や「CO」と記載されていれば初期むし歯のサイン。これは“放っておけば穴があくかもしれない”段階です。

歯並び・かみ合わせに関するチェック項目

指しゃぶり口呼吸などの習慣で歯並びが乱れることがあります。たとえば、出っ歯・受け口・歯が重なっていたり、すき間が異様に大きかったりすると、「要受診」の欄にチェックされることがあります。なぜなら、歯並びやかみ合わせに乱れがあると、歯ブラシが届きにくく、むし歯や歯周病リスクが高まるからです。早期に矯正相談や矯正歯科紹介の必要性が示唆されるケースもあります。神戸市北区在住なら、「きずな歯科クリニック」など小児歯科・予防歯科を得意とする医院に相談することが安心です。

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歯肉炎・汚れ・歯垢付着など生活習慣由来のケース

歯茎の腫れ・出血、歯垢の多量付着も「要受診」を促す要因です。学校歯科検診は短時間・簡易チェックが基本であるため、歯垢や歯石の蓄積、歯肉の炎症などが見つかると「要受診」と判断されるケースがあります。

放置せず、早めに歯科医院へ行くべき理由

放置して進行すると、むし歯が神経に達したり、永久歯の生え方に影響する可能性があります。早めの受診でお子さまの将来の歯を守りましょう。また、「治療=怖い・痛い」という印象を持つお子さまも多く、受診をためらってしまうケースもあります。ですが早めに相談・処置を行えば、負担の少ない予防的なケアで済むことも多いのです。

持参すべき書類や受診までの流れ(神戸市の例)

  • 健診結果票
  • 保険証・医療証
  • 歯科受診歴
    受診時には口内写真やレントゲンを行い、治療計画を説明します。神戸市北区では原則、1〜2か月以内の受診が推奨されています。

まとめ

就学前健診で「歯科:要受診」と言われると、不安を感じる保護者の方も多いかもしれません。ですが、それは「今のうちに小さな問題を見つけて、健康な歯を守りましょう」という大切なサインです。虫歯や歯並び、歯ぐきの炎症など、早めに発見・治療すれば痛みも少なく、短期間で済むことがほとんどです。神戸市北区・八多町のきずな歯科では、痛みに配慮した優しい治療と、定期健診・フッ素塗布による予防ケアでお子さまの歯をサポート。鹿の子台小学校・グリーンガーデンモール北神戸近くで通いやすく、初めての歯医者デビューにも最適です。
「うちの子、大丈夫かな?」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください!

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