子どもの矯正治療はいつから始めるべき？年齢別のベストタイミングと治療法

矯正治療を始める時期は、治療効果を最大限に引き出すために非常に大切です。特にお子様の矯正治療をお考えの方にとって、どのタイミングで治療を開始すべきか悩むことも多いかと思います。

矯正治療を始める前に知っておきたい基礎知識

矯正治療の目的とは？見た目だけでなく健康面にも影響

矯正治療の主な目的は、歯並びや噛み合わせを改善することです。

見た目の美しさだけでなく、噛み合わせを整えることで歯と歯茎の健康を守り、全身の健康にも良い影響を与えます。

子どもと大人で矯正の意味がどう違う？

• 子どもの矯正：成長段階に合わせて骨格や歯並びを正しい位置に導くことが大切です。
• 大人の矯正：成長が完了しているため、歯を動かす範囲が限られますが、歯並びの改善や噛み合わせの調整により、機能的な改善が期待できます。

矯正治療にかかる期間やステップを知っておこう

矯正治療の期間は、患者さんの年齢や歯の状態によって異なります。一般的に、子どもの場合は2～3年、大人は1～2年程度かかることが多いです。治療はまず検査・診断から始まり、装置の装着、調整を繰り返しながら進めます。

矯正装置の種類と特徴も理解しておくと安心

矯正治療にはさまざまな装置があります。ワイヤー矯正やマウスピース矯正など、それぞれの特徴を理解して、自分に合った装置を選ぶことが大切です。

子どもの矯正はいつから？年齢別にみるベストタイミング

6〜7歳は「矯正相談」のはじめ時

子どもの矯正は、6～7歳頃に矯正相談をすることが推奨されています。この時期に問題があれば、早期の対処が可能です。

8〜10歳で見極めたい第一期治療の必要性

8～10歳は、乳歯と永久歯が混在する時期です。このタイミングで第一期治療を行うと、将来的に手術を避けることができる場合もあります。

10歳以降〜中学生は第二期治療を検討

第二期治療は、永久歯がほとんど生え揃った10歳以降に行われます。この時期に本格的な矯正を開始し、歯並びや噛み合わせを最終的に整えます。

乳歯が抜ける時期や永久歯が生えるタイミングをしっかりとチェックし、矯正治療の必要性を見極めましょう。

大人の矯正はいつからでも可能？ライフスタイルに合わせた治療

20代〜30代は審美性と機能性の両立が目標

大人の場合、20代〜30代での矯正治療は、見た目の美しさだけでなく、噛み合わせや歯の機能性も重要です。

40代以降でも遅くない？健康維持のための矯正

40代以降でも矯正治療は可能で、歯並びを整えることで健康を維持できます。特に歯周病予防や噛み合わせの改善に効果的です。

大人矯正に使われる装置とメリット・デメリット

大人矯正では、ワイヤー矯正やマウスピース矯正が主流です。各装置のメリットとデメリットを理解して、自分に合った装置を選ぶことが重要です。

子ども・大人それぞれに合った治療期間と装置の選び方

子どもに多く使われる「床矯正」「拡大装置」とは

子どもには、成長を活かした「床矯正」や「拡大装置」がよく使われます。これらは歯や顎の成長を促進し、早期に問題を解決できます。

床矯正の特徴と適応時期

床矯正とは取り外し可能な装置を用いて、顎の骨の成長を促し、歯が正しい位置に生えるスペースを確保する治療法です。主に5歳から12歳の混合歯列期（乳歯と永久歯が混在する時期）に適応されます。

• 取り外し可能：装置は自宅で装着・取り外しができ、食事や歯磨きの際に外すことが可能です。
• 顎の成長を利用：成長期の顎の柔軟性を活かして、歯列の拡大や歯の位置の誘導を行います。
• 装着時間の管理が必要：効果を得るためには、1日12時間以上の装着が推奨されます。

床矯正は、顎の成長が活発な時期に開始することで、より効果的な治療が期待できます。特に7歳から9歳の混合歯列期が最適とされており、将来的な抜歯のリスクを減らすことが可能です。

拡大装置の種類と特徴

拡大装置は、顎の幅を広げることで歯が並ぶスペースを確保する装置で、固定式と取り外し式の2種類があります。

固定式拡大装置（急速拡大装置）

• 特徴：歯に直接取り付け、装置中央のネジを回すことで短期間（2週間～2ヶ月）で顎を拡大します。
• メリット：短期間で効果が現れ、永久歯が生えるスペースを確保できます。
• デメリット：装着時の違和感や発音への影響がある場合があります。

取り外し式拡大装置（緩徐拡大装置）

• 特徴：取り外し可能な装置で、ネジを定期的に回して徐々に顎を拡大します。
• メリット：痛みが少なく、装着時間を調整できるため、子どもの負担が軽減されます。
• デメリット：効果が現れるまでに時間がかかるため、治療期間が長くなる傾向があります。

装置の選び方と注意点

子どもの矯正装置を選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが重要です。

子どもの性格や生活習慣

• 自己管理が得意な子ども：取り外し式の装置が適しています。
• 装着を忘れがちな子ども：固定式の装置が効果的です。

治療期間と費用

料金表一覧から詳しい金額が確認できます

きずな歯科では、患者さんの状態に応じた最適な装置を提案します。治療に関するご相談やご不安な点については、しっかりと対応いたします。

矯正治療をスムーズに進めるためのポイント

子どもが継続しやすいサポート体制とは？

子どもの矯正治療を成功させるためには、家庭でのサポートと歯科医院でのケアが欠かせません。治療に対する不安や疑問をしっかりと解消できるサポート体制を整えています。

矯正治療を進める中で、学校生活や習い事との両立が心配な方も多いですが、きずな歯科では生活スタイルに合わせた治療計画を提案します。

痛みや違和感への対応、メンタルケアについて

矯正治療には痛みや違和感がつきものですが、きずな歯科ではそのケアにも力を入れています。患者様が安心して治療を受けられるよう、メンタルケアも大切にしています。子どもと保護者が共に納得できる治療を行うために、わかりやすい説明を心がけています。ご質問があれば何でもお聞きください。

まずは矯正相談からスタートしてみましょう

「気になったとき」が相談のベストタイミング

矯正治療を始めるタイミングは、「気になったとき」がベストタイミングです。少しでも気になる点があれば、早めに相談することをおすすめします。

相談だけでもOK！無理な勧誘はありません

初回相談では、歯並びや噛み合わせの状態をチェックし、治療方法や装置を提案します。
相談だけでもOKです。無理に勧誘することは一切ありませんので、安心してご来院ください。

お子さまと一緒に、まずは気軽にご来院ください

お子さまと一緒に、ぜひ気軽にご来院ください✨
きずな歯科では、患者様に寄り添いながら治療を進めていきます。

⇨きずな歯科HPの矯正治療について🦷✨