「入れ歯を入れると笑ったときに金属が見えてしまうのが嫌…」
「自然に見える入れ歯って本当にあるの?」
そんなお悩みをお持ちの方へ。この先を読めば、「自分にはどんな入れ歯が合うのか」のヒントがきっと見つかります。
目立たない入れ歯を選ぶ前に知っておきたいこと
従来の入れ歯と何が違うのか
従来の部分入れ歯は、残っている歯に「金属のバネ(クラスプ)」をかけて支える仕組みでした。固定力は得られるものの、笑ったときや話すときに金属が見えてしまい、「入れ歯をしている」と気づかれやすい点が大きなデメリットでした。
一方、近年は樹脂製や特殊な構造を用いた「目立ちにくい入れ歯」が普及し、見た目の自然さと快適さを両立できるようになってきています。
「金属のバネが見える」デメリットとは
金属バネが見えると、次のような不安につながります。
- 人前で話したり笑ったときに「入れ歯が目立つ」
- 写真を撮るときに気になる
- 「老けて見える」と感じてしまう
こうした理由から、「金属がないタイプの入れ歯」を探す方が増えています。
見た目が自然な入れ歯が求められる背景
入れ歯は「噛む道具」であると同時に、「見た目の印象を左右する要素」としても重要視されています。
自分に合う入れ歯を選ぶための基本ポイント
目立たない入れ歯の種類と特徴

ノンクラスプデンチャー(金属バネなし部分入れ歯)
樹脂で作られたバネを使うことで、金属が見えず自然な見た目を実現。薄くて軽く、装着時の違和感が少ないのも特徴です。
※費用についてはお気軽にお問い合わせください📞
インプラントオーバーデンチャー(安定感を重視)
顎の骨に埋め込んだインプラントを支えにして固定する入れ歯です。安定性が高く、外れにくく、しっかり噛めるのが特徴。
磁性アタッチメント義歯(磁石で固定する入れ歯)
残っている歯やインプラントに磁石を設置し、義歯と固定するタイプ。見た目に金属が出ないため自然で、取り外しも容易です。
保険診療の入れ歯との違い
保険診療で作る入れ歯は、基本的に金属のクラスプを用いた設計で、素材や構造に制限があります。そのため見た目や快適さに不満を持つ方も少なくありません。
自費診療であれば素材や設計の自由度が高く、自然さ・薄さ・耐久性を重視した入れ歯を選ぶことができます。
目立たない入れ歯を比較するポイント

| 見た目の自然・審美性の違い | つけ心地や発音のしやすさ | 噛む力や食事のしやすさ | |
| ノンクラスプデンチャー | 金属がなく自然 | 軽く違和感が少ない | 柔らかい食事なら問題なし |
| インプラントオーバーデンチャー | 支えは見えず自然だが手術が必要 | 固定力が高く、話しやすい | 最も噛む力に優れる |
| 磁性アタッチメント義歯 | バネがなく見た目に優れる | 外れにくく安定する | 安定感があり日常的な食事には十分対応 |
| 保険義歯 | 金属バネが目立ちやすい | 厚みがあり違和感を感じやすい | 硬いものが噛みにくい場合もある |
入れ歯選びで失敗しないための注意点
自分の口の状態や歯ぐきの健康を確認する
歯ぐきの厚み・残存歯の位置・噛み合わせの状態は、入れ歯の快適さや見た目に直結します。レントゲンや検診で口腔内の状況を確認し、自分に合った設計を選ぶことが大切です。
生活スタイルや予算に合わせた提案
まとめ
「入れ歯は見た目が気になる」「金属のバネが見えてしまうのが嫌」――そんなお悩みを抱える方は少なくありません。けれども今は、ノンクラスプデンチャーやインプラントオーバーデンチャー、磁性アタッチメント義歯など、目立ちにくく快適な選択肢がたくさんあります。それぞれにメリットと注意点があり、大切なのはあなたの口の状態・生活スタイル・ご予算に合ったものを選ぶことです。
きずな歯科では、初診相談で丁寧にヒアリングを行い、専門の歯科技工士も関わりながら「見た目の自然さ」「つけ心地」「食事のしやすさ」をトータルに考えたご提案をしています。治療後も定期的な調整やアフターケアを行うので、安心して長く使い続けていただけます。
「自分に合う入れ歯を知りたい」「もっと自然に笑いたい」――そんな想いがある方は、まずはお気軽にご相談ください!



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