「口内炎がなかなか治らない」「舌にしこりがあるけど痛くない」
——そんな小さな違和感に不安を感じて、このページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか？
実は、こうした症状が“口腔がん”のサインであることもあります。けれども、「何科に行けばいいの？」「検査って痛いの？」「費用はどのくらい？」と、わからないことばかりで受診に踏み出せない方も多いはずです。
口腔がんってどんな病気？知っておくべき基礎知識
口腔がんの種類と発生しやすい部位
最も多いのは舌がんで、全体の6割以上を占めます。
| 種類 | 発生部位 | 特徴 |
|---|---|---|
| 舌がん | 舌の側面に多い | 赤くただれたような潰瘍が続くことがある |
| 歯肉がん | 上下の歯ぐき | 入れ歯が当たる部分に発生するケースも |
| 口底がん | 舌の裏側や舌下 | しこり・腫れで違和感を覚えることが多い |
| 頬粘膜がん | 頬の内側 | 白くただれたり、痛みを伴う場合も |
| 口蓋がん | 上あごの内側 | 潰瘍やしこりとして現れることがある |
こんな症状は要注意！早期発見のためのセルフチェック
- 2週間以上治らない口内炎
- 舌や頬のしこり、硬い腫れ
- 白や赤に変色した粘膜
- 触ると痛い、食べ物がしみる
口腔がんは初期のうちに発見できれば、治療の負担が大きく減り、生存率も向上します。そのため、日々のセルフチェックが非常に重要です。
進行するとどうなる？口腔がんのステージと治療の違い
| ステージ | 状態 | 主な治療方法 |
|---|---|---|
| ステージ0～1 | 初期段階。粘膜にとどまっている | 手術での摘出が中心。比較的軽度 |
| ステージ2～3 | がんが粘膜の奥まで進行 | 外科手術＋放射線療法／化学療法 |
| ステージ4 | リンパ節や他部位に転移 | 全身治療、外科的切除が困難な場合も |
口腔がんは早期発見であれば手術も小規模で済み、術後の生活にも支障が少ないです。進行すると広範囲の切除や放射線治療、抗がん剤治療が必要になるため、早期の対応が重要です。
実は他人事じゃない？喫煙・飲酒と口腔がんの関係性
- 喫煙：紙巻きたばこだけでなく、加熱式・電子タバコもリスクがあるとされます。煙に含まれる発がん物質が口腔内に直接接触するため、舌・頬粘膜などに影響が出やすくなります。
- 飲酒：特にアルコールを日常的に摂取する人は、粘膜が刺激されやすくなり、がんのリスクが増します。
- 不適切な補綴物（ほてつぶつ）や虫歯: 合わない入れ歯や、欠けたり尖ったりした歯が舌や粘膜を慢性的に刺激することも、がん発生の一因と考えられています。
- 口腔内の不衛生: 口の中が不潔な状態は、慢性的な炎症を引き起こし、がんのリスクを高める可能性があります。
喫煙者は非喫煙者に比べて口腔がんのリスクが2～6倍高いとされ、40代以降の男性に多く見られる傾向があります。
さらに、「喫煙＋飲酒」の組み合わせは単独よりも相乗的にリスクを高めることが複数の研究で報告されています。
口腔がん検診はどこで受ける？医療機関の選び方
「何科に行けばいいの？」という疑問に答えます
口腔がんの診断は「歯科」や「口腔外科」、または「耳鼻咽喉科」でも対応可能です。違和感を感じた際に最初に相談する場所として、歯科医院は非常に身近な存在です。
歯科医院での口腔がん検診が選ばれる理由
歯科医師は日常的に口腔内を診る専門家であり、異常の早期発見に長けています。近年は歯科医院でもがんの早期発見のための検診体制が整ってきており、安心して相談できます。
厚生労働省も、地域のかかりつけ歯科医院での口腔内診査によるがんの早期発見の重要性を訴えています
口腔外科・耳鼻咽喉科との違いと役割
- 歯科・口腔外科：口腔内全般の診察。異常があれば病理検査なども対応。
- 耳鼻咽喉科：喉や舌根部、咽頭部の診察が中心。 状況に応じて相互に紹介し合う体制も整っているため、まずは身近な歯科で相談するのがおすすめです。
まず相談するなら地域の歯科医院でもOK
症状が軽度であっても、「ちょっと見てほしい」というレベルで受診可能です。がんでなかったとしても、その他の病気の早期発見にもつながります。
■ 受診前のポイント
検診を受けるべきタイミングと頻度
こんな症状が2週間以上続くなら要注意
以下の症状が「2週間以上」治らない場合は、がんの可能性も視野に入れて検査をおすすめします。
定期的な検診で早期発見を目指そう
口腔がんは進行が早いため、年1回の定期検診でも早期発見の助けになります。特に喫煙・飲酒の習慣がある方は、定期チェックが非常に重要です。
忙しい人のための受診タイミングの考え方
「時間が取れない」という方も、普段の歯科健診とセットで口腔がんのチェックを依頼するだけでもOK。10分〜15分程度で簡易検診が可能な歯科医院も多いです。
40代からは年1回のチェックがおすすめ
厚労省の調査では、口腔がんの罹患率は40代から急増します。年に1回、誕生日や健康診断の時期などに検診を習慣化すると安心です。
きずな歯科で受けられる口腔がん検診
症状の有無にかかわらず検診が可能です
「何も症状がないけど不安」という方も大歓迎です。定期健診ついでに口腔がんのチェックもできます。
経験豊富なドクターによる丁寧な診察
口腔がん検診に慣れた医師が、見逃しのないよう丁寧に確認。必要に応じて、連携する医療機関への紹介もスムーズに行います。
最新の設備で痛みの少ない検査を実現
LEDライトや口腔内カメラ、蛍光観察機器など、目視では見つけにくい異常も検出できる設備を完備。痛みはほとんどありません。
まとめ
口腔がんは、決して珍しい病気ではありません。 そして、初期には「口内炎かな？」と思うような小さな異変から始まることもあります。
「こんなことで病院に行っていいのかな…」 「痛くもないし、もう少し様子を見ようかな…」
そんなふうに迷っている間に、もしもの事態が進行していたら―― そう考えると、“早めの検診”こそが、あなたと大切な人の未来を守る一歩になります。
きずな歯科では、症状がなくてもOK！気になることがあれば、まずはご相談だけでも大歓迎です。 経験豊富なドクターが、あなたのお口の状態を丁寧にチェックし、必要があれば適切な検査やご案内をいたします。
検診は痛みもほとんどありません。 「何もなければ安心、何かあっても早期発見で安心」です。
ご予約は【WEB予約】または【お電話】から受け付けています。 あなたの小さな不安を、安心に変えるお手伝いができれば幸いです。
👉 まずはお気軽に、きずな歯科クリニックまでお問い合わせください！✨
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