「親知らずの抜歯って、やっぱり痛いのかな…」「麻酔が効かなかったらどうしよう…」そんな不安を感じている方は少なくありません。実際に痛みや腫れがあるケースもありますが、適切な準備や処置によって、その負担を最小限に抑えることは十分に可能です。
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親知らずの抜歯はなぜ「痛い」と言われるのか?
痛みの原因は「抜歯の難易度」による
親知らずの痛みの多くは、抜歯の難易度によって変わります。真っ直ぐに生えていない、歯茎や骨の中に埋まっている、根が曲がっているなどの条件がそろうと、処置に時間がかかり、腫れや痛みのリスクが高まります。
骨や神経との位置関係が関係する
下の親知らず(下顎智歯)の場合、下歯槽神経と呼ばれる太い神経が歯のすぐ近くを通っています。この神経は、下唇やあご先の感覚を司る大切なものです。
歯根がこの神経と非常に近い、もしくは接している場合、神経に触れないよう慎重に処置を行う必要があり、処置が難しくなる=痛みが出やすいという傾向があります。
術前にレントゲンやCTで神経との位置関係を正確に確認することが非常に重要です。当院でもCTによる三次元的な診断を導入し、安全性と快適性を高めています。
抜歯後の痛み・腫れはなぜ起きるのか
抜歯そのものよりも、「抜歯後」の痛みや腫れのほうが辛かったという声もよくあります。これには以下のような医学的な理由があります。
- 炎症反応:歯を抜いたあとは、体が自然に炎症反応を起こし、出血を止めようとします。これが痛みや腫れの一因です。
- 組織の損傷:骨や歯肉を切開した場合、組織の損傷が大きくなるため、回復までに時間がかかる。
- ドライソケット:血のかさぶた(血餅)がうまく形成されず、骨が露出してしまうと激しい痛みを伴う状態(ドライソケット)になることがあります。
特に下顎の親知らずで完全埋伏(骨の中に完全に埋まっている)タイプの場合は、これらのリスクがやや高くなります。
痛みのピークと回復までの経過を解説
多くのケースでは、抜歯後24〜48時間が痛みのピークです。その後徐々に落ち着き、1週間程度でほとんどの痛みは引きます。しっかりケアすれば、長引くことはあまりありません。
麻酔が効かないことってあるの?不安を解消しよう
麻酔が効きづらいケースとは?
原因 | 解説 |
---|---|
炎症が強い状態 | 腫れや膿がある部位ではpHが酸性に傾いており、麻酔が浸透しにくくなります。 |
緊張・不安が強い | 自律神経の影響で痛みに敏感になり、「効いていない」と感じることがあります。 |
個人差・体質 | 遺伝的に麻酔が効きにくい体質の方も一部存在します(非常に稀)。 |
骨が硬い・深い位置に神経がある | 麻酔薬が目的の神経まで届きにくく、効果が遅れることがあります。 |
このようなケースでも、正しい知識と丁寧な対応があれば、ほとんどの方が問題なく処置を受けることができます。
麻酔が効かないときの対応策

麻酔の量や部位を変えて追加したり、伝達麻酔という神経ブロック麻酔を併用したりすることで、ほとんどのケースに対応可能です。不安な場合は事前に相談しましょう。
きずな歯科では、表面麻酔と電動注射器を組み合わせ、痛みを最小限に抑えるよう工夫しています。
麻酔前のカウンセリングで安心感を高める
「過去に麻酔が怖かった」「不安がある」など、些細なことでも事前に相談してください。事前カウンセリングで不安を共有し、患者さまのペースに合わせた対応を行っています。
痛み・腫れを最小限にするためにできること
抜歯前に知っておきたい準備のポイント
抜歯当日の過ごし方と注意点
注意点 | 内容 |
---|
激しい運動を避ける | 血流が増えると腫れやすくなります。ジムや入浴は避け、安静に過ごすのが基本。 |
うがいは控えめに | 血が固まりづらくなり「ドライソケット(激痛の元)」の原因になります。 |
麻酔が切れるまで飲食は避ける | やけどや誤嚥を防ぐため、1〜2時間は我慢を。 |
飲酒・喫煙は厳禁 | 傷の治りを遅らせ、感染リスクを高めるため絶対にNGです。 |
抜歯後のケアで痛みは変わる!具体的な対策
- 処方された痛み止めを忘れずに服用
- 食事はやわらかいものを選ぶ
- 抜歯部位は触らない・吸わない
- うがいは軽く、強くすすがない
- できるだけ安静に過ごす
痛み止め・冷やすタイミング・生活の工夫

きずな歯科の親知らず抜歯が選ばれる理由
経験豊富な医師による精密な抜歯
親知らずの抜歯に慣れた医師が在籍し、大学病院レベルの処置を地域の歯科医院で受けられます。3Dレントゲン(CT)やマイクロスコープなどの精密機器を使用し、安全で的確な抜歯を実現しています。
予約・診療時間・アクセスのご案内
- 診療時間:平日9:00〜18:30(土曜:09:00~17:00まで対応)
- アクセス:〒651-1351兵庫県神戸市北区八多町中804
神戸電鉄三田線「道場南口駅」より徒歩1分/駐車場あり - ご予約はこちらまたはお電話にて
まとめ

親知らずの抜歯は、「痛み」「腫れ」「麻酔が効くかどうか」など、事前に多くの不安を感じやすい処置です。しかし、正しい知識と準備、そして信頼できる歯科医院のサポートがあれば、安心して受けることができます。
きずな歯科では、最新の設備と経験豊富な医師による丁寧な治療を行い、痛みや不安を最小限に抑える工夫を徹底しています。痛みが怖くて抜歯に踏み出せなかった方も、まずはお気軽にご相談ください!未来の健康のために、今できる一歩をきずな歯科と一緒に踏み出しましょう。
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